2013年3月9日(土)、ホテル日航姫路において、国際ゾンタローズデーを記念し、講演会『災害時における女性の役割を考える』を開催しました。
はじめに、飯島義雄姫路市副市長よりご挨拶をいただき、お得意の歴史から興味深いお話も披露していただきました。
続いて講演会が始まりました。講師は、兵庫県理事の清原桂子氏。 県立女性センター初代所長、阪神淡路大震災後、兵庫県生活復興局長、ひょうご震災記念21世紀研究機構副理事長、国の防災対策推進検討会議委員、復興推進委員会委員などを歴任された中で、阪神大震災・東日本大震災の災害発生後、自分の目で現場を見てきた経験から、震災後の悲惨な現実、それを解決するために社会が取り組むべきことをわかりやすく講演していただきました。 男女の役割を認識し、有機的に連携できなければ、その後の地域社会の復興に大きな差が出るといいます。女性の役割を認識し、具体的に動ける社会システム作りが必要だということです。 国全体及び地域で防災について考えることの大切さ、そして、防災に関して女性が多数進出することの必要性を学ぶことができ、大変有意義な講演会でした。
参加者は、連合自治会、連合婦人会、消防団、ボーイスカウト、ガールスカウト、高校・中学・大学の教師及び学生、奉仕団体等120名。共感できる内容が多く、熱心に相づちを打ちながら講師の話を聞いておられました。 講演会後もあちこちで防災の話が続き、皆さんの関心の深さを痛感しました。
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